コラム

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メンタルヘルス実践講座シーズン2
第11回 コンサルタントの視点から見る③

皆さん、今回は健康管理室の立ち上げについてです。

健康管理室、健康サポート室など
呼び名はさまざまですが、
産業医を中心とした、従業員の健康推進のための機関を
検討する企業が増えています。


これは、メンタルのみを対象とした個別相談コーナーなどではなく、
定期健康診断やストレスチェックのデータを保管したり、
その分析結果による対策の立案など、
健康に関わる一連の作業を担う機関です。


メンバーは、産業医、保健師などの医療職(社内産業保健スタッフ)のほか、
人事部門から1名、そのほかメンタル専門医、管理栄養士、
臨床心理士、産業カウンセラーなどで構成されます。


ここでは日常の健康管理のほか、
メンタル疾患による休職から復職に至るまでの
一連のケアが管理されていますので、
全社統一したルールのもと、傷病者は安心して復帰を迎えることができます。


もちろん日常の相談業務も行い、
本社から遠く離れた拠点に対してはテレビ会議システムを利用するなど
地域格差のない体制を構築することも可能です。
また、外部EAPとの連携も、この機関で行うため、
プライベートな問題は外部相談窓口、
職場での悩みは内部相談窓口というすみ分けも従業員に喜ばれるでしょう。


また、ポピュレーション・アプローチ(健康な人に対する啓もう活動)も
健康管理室の重要な仕事です。

人事部門と産業保健スタッフの連携で、
効果的な教育研修や各種キャンペーン、イベントを企画・立案します。
実行に関しては、衛生委員会に協力してもらってもいいでしょう。


いかがですか、みなさん。
健康管理室を立ち上げると、
産業医の先生も、俄然やる気を見せてくださることでしょう。
新しく機関を作る、というのは、社内的にも大変かもしれませんが、
健康管理に対する企業の姿勢を従業員にアピールする意味でも、
非常に意義ある活動だと考えます。

根岸 勢津子
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