コーチングでつくる!イケてる総務(職場)第1回

コーチングマネジメント実践会  鈴木 誠一郎
最終更新日:
2013年06月14日

私は以前、30年間ほど製造会社に勤務しておりました。

新入社員時代、中堅時代、ミドル時代と職場でほとんどの時間を過ごしてきました。そんな中では厳格な上司の下につき、日々叱咤されながら仕事をしたこともありました。そんな時、私はよく考えたものです。(よけいやる気がなくなるよなあ...)と。でも上司は「やる気」を起こさせようと大きな声を張り上げるわけです。

時代は変わり、現在のような豊かな時代に生まれ育った若い人たちは、ますます恫喝するような上司に対してこんな気持ちを持つ傾向が強くなっています。

誰もが気持ちよく仕事のできる職場こそ、モチベーションも高く維持され生産性も良く目標もクリアできる「イケてる総務(職場)」です。「イケてる総務(職場)」になるには何が大切な要因になるのでしょうか?私は会社員時代からずっと考えてきました。

もちろん一朝一夕に結論がでるような問題ではありません。その時代や企業環境によっても異なるでしょう。しかし、どの時代、いかなる企業においても「共通項」はあります。

そしてこの「共通項」は、企業の俯瞰部署であり司令塔でもある「総務」のみなさまにとっても最も興味あるテーマではないでしょうか。  今回から、その「共通項」に関してみなさまと一緒に考えていきたいと思います。始めに「上司」の存在価値から考えていきましょう。

人は命令されるのがきらい

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著者プロフィール

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コーチングマネジメント実践会
鈴木 誠一郎

経歴
1955年京都府京田辺生まれ。
日産自動車株式会社にて28年間勤務する中で、販売促進部、営業企画部、地域戦略部、人材開発部、系列販売会社経営を経験する。販売促進部では車種別マーケティングを担当し、設計開発部門と次期型車開発に携わる。営業企画部では国内営業部門中期経営計画策定業務を担当し、国内販売チャネル政策に携わる。コーチとして取組んだ職場活性化活動では、万年業績下位店であった営業所を全店でベスト3まで浮上させる。現在は講師として企業研修や講師を中心に活動中。

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