不祥事発覚時における広報対応

不祥事発覚時における広報対応 (9)人も会社も情報で生きている・・・自分と会社を一致させよ

山見インテグレーター株式会社  代表取締役社長 山見 博康
最終更新日:
2016年04月26日

人の活動は全て脳の支配下にあり、神経や血液により司られる。人は脳の情報で生きている。

正しい指令なくして善行なし。指令に基づき指先は善行(ぜんこう)もすれば悪行(あくぎょう)もやる。 脳が緩めば、指先はもっと緩み、脳が誤まれば、指先はもっと誤まる。

指先情報が狂えば、脳の判断も狂う。神経による指令や血液が滞れば神経麻痺や血行障害により、指先は「壊死(えし)」し、末端情報が詰まれば脳は「脳死」する。

会社は法人。

トップが脳、社員は指先。各関節には管理職が陣取る。それぞれに脳死壊死がある。トップの考えが正しからざれば社員の向う方向は危(あやう)い。トップが迷えば社員はもっと迷う。

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著者プロフィール

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山見インテグレーター株式会社  代表取締役社長
山見 博康

略歴
1945年 福岡県飯塚市生まれ
1963年 福岡県立嘉穂高等学校卒業
1968年 九州大学経済学部卒業(株)神戸製鋼所入社
1977年 人事部、鉄鋼事業部(国内販売・鉄鋼輸出)を経て中東カタール政府との合併事業「カタール製鉄プロジェクト」に出向(ドーハ駐在)
1979年 秘書室広報係長(東京)
1981年 秘書室広報課長(神戸)
1984年 エンジニアリング事業部 技術協力室課長兼営業企画部(東京)課長
1985年 日豪政府協力事業「褐炭液化プロジェクト」に出向、メルボルン事務所副所長(日豪マスコミ関係も担当)
1989年 秘書室広報次長(神戸)
1991年 広報部長(東京)
1994年 ドイツ・デュッセルドルフ事務所長(日欧マスコミ関係も担当)
1997年 スーパーカー商業化ベンチャー企業および経営コンサルティング会社に出向

多くの中小ベンチャー企業に広報・PRやマーケティング支援を行い、中小企業経営を学んだ後、2002年4月に独立、現在に至る

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