• TOP
  • コラム
  • ネットワーク
  • 総務部門で押さえておきたいネットワーク動向
    第1回:ネットワークをクラウド管理する時代へ

コラム

総務 / 情報システム / ネットワーク

総務部門で押さえておきたいネットワーク動向
第1回:ネットワークをクラウド管理する時代へ

2017年06月23日


 初めまして。佐々木晶子です。

 今回から総務部門の方にルーターやスイッチ、無線LANに関することをわかりやすく伝えていくべく、筆を執ることにしました。ITの分野は進歩が速く、新しい技術が新しい言葉で説明されています。業界の人にとってはわかりやすい言葉でも、総務部の方にとってはわかりにくいこともありますよね。そこで、私ができるだけ専門用語を使わずに説明しようと考えた次第です。

■ クラウド管理のメリット

 さて、第1回は「ネットワークをクラウドで管理する時代」というタイトルです。以前はというか、今もそのような企業が多いと思いますが、ネットワーク機器の設定をするために技術者がオフィスに来て、機器をケーブルにつないで何か設定をしていますよね。システムを担当する総務部の方であれば、業者に依頼して設定してもらったり、場合によっては自分で設定をしたりしますよね。

 でも、ネットワーク経由でリモートでの機器設定や管理が【簡単に】できるようになったのです。以前は、機器ごとにTELNETやSSHといったような機器を遠隔で管理するための通信プロトコルでアクセスして管理する必要がありましたが、専門的な技術者でないと難しく、属人的な管理になっていました。

 今は安価な金額でブラウザからマウスを使って、全ての機器の状態を把握して、ブラウザから管理できるようになりました。このようなネットワークのクラウド管理によるメリットは以下になります。

(1)担当者が現地に行って対応することが少なくなる(交通費・作業時間の削減)
(2)現場から「ネットワークつながらないよ!」といわれる前に気が付き対応できる(障害対応の迅速化)

 特に拠点が多くなったりネットワークが大きくなったりすると、管理負担が大きくなり、障害も起こりやすくなります。その時に、担当者が現場に訪問しなくなることで業務効率が向上し、コストも削減でき、障害時の対応も速くなるのがネットワークのクラウド管理なのです。

 ネットワークのクラウド管理で主にできることは以下になります。

network01.jpg

■ 事例(ヤマハの通信機器の場合)

 ここでは、国内トップシェアのヤマハの通信機器の場合を例にとり機能を紹介します。

(1)モニタリング機能
(ア)ダッシュボード機能:ネットワーク全体の状態をブラウザから一望できる
(イ)機器詳細閲覧機能:個別の機器の詳細の状態を閲覧できる
(ウ)LANマップ機能:接続構成を可視化し、一覧で閲覧できる

(2)コントロール機能
(ア)一括制御機能:ファームウエアのアップデートなどすべての機器を一括で制御できる
(イ)個別制御:個別の機器ごとに制御できる

 一言でいえば、必要なネットワーク、機器の情報と一覧をドリルダウンで詳細まで閲覧でき、エラーがあれば、警告が上がり、その原因を特定できる情報も見ることができます。ちなみに管理画面の例は以下になります。

network02.jpg

 この画面はネットワーク全体を見る画面ですが、個別の機器の行の「アクション」をクリックすると以下の画面に遷移します。

network03.jpg

 さらにこの画面の「一覧マップ」をクリックすることで、次の画面にあるような詳細な情報を見ることもできます。

network04.jpg

 見たいものをマウスでクリックしていくことで見ることができるようになっています。

 便利そうですよね。画面を見てもわかりますが、少しネットワークの知識がある担当でしたら誰でも使えそうです。そういう時代になりました。今回はヤマハのネットワークのクラウド管理サービス「YNO」を紹介しました。ヤマハの通信機器は総販売代理店であるSCSKが無料研修を全国規模で展開しています。ヤマハセミナー・講習会の日程は以下をご覧ください。

https://www.scsk.jp/product/common/yamaha/

 いかがでしたでしょうか? 次回は監視カメラについて説明しようと思います。次回をお楽しみに。

佐々木 晶子
​​MENU