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新総務考 【その23】知識社会での働き方変革と意識革命

2017年06月08日

■ 日本に求められるラディカルイノベーション

 創造的な仕事は0→1を創りだす仕事。
 改革力は1→1.5に変革する力。

 改革とは、既存概念の見方や解釈を見直し、さらなる価値を生み出す行為。しかし、改革にも創造的な思考は必要。改革が創造的破壊の域に入ると、それはイノベーションの世界に。前者を「ラディカルイノベーション」、後者を「インクリメンタルイノベーション」とも呼びます。

 創造と改革は、知のスパイラルを形成しながら知識社会を支えています。これからの日本には、クリエイティブなラディカルイノベーションが求められる時代になります。

 自由でのびのびとした発想力を持って、創造性豊かな世界を創り出す取り組みはまだまだ始まったばかりです。

 ナレッジワーカー、一人ひとりが持つ潜在能力を、いかに顕在化させる仕組みを創るかが社会の課題です。日本にはすばらしい知恵がありますが、社会の仕組みや構造が知恵の顕在化の障害になっている面も否定できません。これからの時代、日本組織の常識や固定観念、そして前列踏襲主義や現状を変えることへの抵抗感、といった組織風土を変革していくことが不可欠です。

 リーダーたる方々の意識改革も必要でしょう。しかし、もっとも重要なことは、現場で働く我々一人ひとりの意識改革であり働き方の変革こそが風土改革につながるということ。総務FM部門は、日々、現場力を向上させるチェンジワーキングの舞台創りと仕掛け創りに取り組んでいかねばなりません。

岡田 大士郎
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