• TOP
  • コラム
  • ネットワーク
  • 総務部門で押さえておきたいネットワーク動向
    第2回:監視カメラ購入の際に忘れていけない選定基準

コラム

総務 / 情報システム / ネットワーク

総務部門で押さえておきたいネットワーク動向
第2回:監視カメラ購入の際に忘れていけない選定基準

2017年08月04日

 あらためまして、佐々木晶子です。
 さて、第2回目は「監視カメラ購入の際に忘れていけない選定基準」というタイトルで書きます。

 監視カメラ市場は年率で15%ほど伸びています。その目的は防犯、防災、計測・記録です。採用する際の選択基準としては、以下があるといわれています。

(A)割と台数がまとまることが多いので、コストが安いこと
(B)画質が高いこと
(C)効率よく画像のバックアップができること
(D)売れているメーカー製品であること
などが重要です。

 (D)についてはカメラ自体が機械なので壊れることがあります。そのときにカメラを交換するのですが、売れていないメーカーの製品だと、撤退されていて新しいカメラを入手することができなくなり、すべてを交換するようなことにもなりかねないので注意が必要です。特に海外製品は撤退や買収なども普通にあるため、その点に注意しましょう。

■ リブート(再起動)の仕組み

 さて、カメラの選択基準の話をしましたが、実は重要なことがもう一つあります。それはリブート(再起動)の仕組みです。監視カメラは機械なので不具合を起こすことがあります。その際にリモートで再起動ができるようになると運営がかなり楽になります。この仕組みがないと、不具合のたびに誰かが現場に行って再起動をしなければならなくなります。

 そこで遠隔リブートを行うべく、PoE給電機能を持ったスイッチをカメラに接続すると、遠隔リブートができるようになります。PoE給電とはPower over Ethernet給電の略になり、LANケーブルを通じて電気を供給する仕組みを指しています。つまりPoE給電機能を持ったスイッチを使用すれば、そのスイッチからLANケーブルで接続された先の監視カメラなどのスイッチのオンオフができます。つまりは不具合があればPoE給電機能付きのスイッチから監視カメラの電源をオンオフすることで再起動ができる仕組みです。

 例としてヤマハのスイッチを使うと以下の構成で安価に監視カメラの遠隔再起動を実現できます。

network_02.jpg

 この構成ですと、安価に監視カメラの遠隔監視ができ、不具合があった時にPoE給電によるリブートができます。そのリブートもヤマハルーターのカスタムGUI、Luaスクリプト機能を使って、自動化することもできます。そうなると、監視カメラをほぼ放置状態で運営できるようになるのです。監視カメラの運営形態としては放置状態の運営がベストな運営であると考えるため、とてもお勧めですよ。

 ちなみにですが、SWX2100-5PoE、SWX2100-10PoEともにファンレスで最大40℃の動作環境条件温度に対応しており、使用されるネットワークに最適です。ファンなどの可動部分があればそこが故障のもとになりますので、ファンレスがいいです。また、監視カメラの設置場所として高温になる場所もあるため、地味ですが、ファンレスで耐用温度40℃というのはわりと良いです。

 いかがでしょうか?このような構成は、現地での保守対応がたいへんなところにこそ活躍すると思います。興味がある方は、ぜひ以下のページもご覧ください。機能や構成など技術的な解説もございます。

SWX2100-5PoE  http://jp.yamaha.com/products/network/switches/swx2100-5poe/
SWX2100-10PoE  http://jp.yamaha.com/products/network/switches/swx2100-10poe/

 次回をお楽しみに。

佐々木 晶子
​​MENU