総務の知的財産戦略

総務の知的財産戦略 第16回

ブランシェ国際知的財産事務所  弁理士 高松 孝行
最終更新日:
2018年02月01日

こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 高松孝行です。

今回は、特許の年金管理について解説いたします。

年金管理の重要性

国内外問わず、特許権取得後もその特許を維持するには、年金(登録料)を支払う必要があります。年金の額は国によって異なりますが、一般的には登録期間が長くなるにつれて高額になります。大企業になると毎年、億単位の特許年金を払っている場合もあります。

そこで、各特許が持つ価値を評価して、維持する必要があるか、または維持しないかを判断することが重要になります。

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著者プロフィール

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ブランシェ国際知的財産事務所  弁理士
高松 孝行

ブランシェ国際知的財産事務 共同代表弁理士。茨城県出身。東京工業大学大学院での研究経験を生かして、弁理士となる。特許事務所勤務を経て、独立行政法人産業技術総合研究所(現国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研))にて、技術移転業務に従事。数百社との技術移転交渉、1,000通を超える契約書作成を経験。産総研退職後、2015年3月事務所開設。現在、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業カタライザーおよび独立行政法人中小企業基盤整備機構の中小企業アドバイザー等の公的機関の専門家として、中小企業・ベンチャー企業等の支援を行う。発明の相談から権利化・活用、補助金申請サポートまで幅広い業務を行っている。


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