社員と組織を生かす総務の技

社員と組織を生かす総務の技【その10】今やらないでいつやるの? テレワーク浸透を邪魔するカルチャー(1)

株式会社ミライズ  代表取締役 小松 路世
最終更新日:
2020年04月21日

こんにちは、組織改革コンサルタントの小松路世です。シリーズでお届けしている「社員と組織を生かす総務の技」、第10回の今回は「今やらないでいつやるの? テレワーク浸透を邪魔するカルチャー(1)」をお届けします。

仕事の価値観・やり方を変えられるか? 一気に進む企業と退化する企業

コロナ事変から2か月が経過し、平日夜や土日の不要不急の外出を控える自粛ムードも定着、街に人がいなくなりました。電車通勤は相変わらずなものの、自主的にソーシャルディスタンスを意識して、電車内で「座席は詰めて座りましょう」の文化から、1人分空けて座り、いつもは座れる人も座らず立つ人が多くなりました。

ただ、この緊急事態の中、個人の意識や行動は変わっているのに、世の変化に対応できていない企業が多いと感じています。特に社員を守るため感染リスクの高い満員電車に極力乗せないためにも、テレワークは一気に進むだろうなと思っていたのですが、そう簡単な話ではありませんでした。

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著者プロフィール

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株式会社ミライズ  代表取締役
小松 路世

大手IT企業で契約・広報・経営企画・ダイバーシティなど、さまざまなスタッフ組織を経験。その後親会社に出向し、グループ企業全体を底上げするコンサル組織に従事。ポリシーは、ただの改善・効率化でなく、社員全員が強く元気になる仕掛け・文化を作り、その明るいエネルギーをまわりに伝播させること。2016年、日本中に「自分の頭で考えられ、強く前向きなビジネスパーソンを増やす」を目標に、組織改革コンサルタントとして独立。現在は生産性や企業価値向上を追求しながら、企業の風土や組織の改善・改革コンサルティング、働き方改革、マナー・コミュニケーション講師などを中心に活動。どの分野でも、「自分が変わればまわりも変わる」意識改革要素を入れ、どんな人でもやる気にさせる、真似のできないアプローチと表現力に定評がある。

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