会社のWeb担当になったら

会社のWeb担当になったら【Vol.4】Webを活性化するポイントは「社内を巻き込む」こと

株式会社IMAGICA Lab.  HCD-net認定 人間中心設計専門家 藤木 啓
最終更新日:
2020年05月15日
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前回で競合企業のWebサイトを分析し、Vol.2で自社のWebサイトの現在地点を把握できたら、いろいろな問題が見えてきたのではないでしょうか。その問題たちは多様な性格を含んでいて、自分一人では解決できないことがほとんどだと思います。それらの問題を解決・改善し、Webサイトを活性化していくには、「社内を巻き込むこと」が一つのポイントになります。

「営業」の仕事を理解する

会社にとって、営業は「前に進む力」の主軸であり、ほかのどの部署よりも強力であるため、うまく巻き込むことができればとても心強い部署です。

社内を巻き込みWebサイトを活性化するためには、何はともあれ「営業の仕事」をよく理解する必要があります。営業は、新規顧客の開拓や有効なリードの獲得だけを追って積極的に協力してくれるとは限りませんし、既存のお客さまや競合との関係に何かしらの影響がでることが予想される場合には消極的にもなってしまいます。

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著者プロフィール

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株式会社IMAGICA Lab.  HCD-net認定 人間中心設計専門家
藤木 啓

経歴
1999年、株式会社IMAGICAに入社。法人営業、広報・販促、経営企画、基幹システム開発、新規事業開発などの業務を経て、2010年頃より企業のWebサイト構築・改善運用の業務を専門的に行う。2018年に人間中心設計専門家としての認定を受け、2019年から研究開発の業務につき新たなWebサービスの開発・マーケティングに取り組む。

人間中心設計(Human Centered Desgin)
人間中心設計とは、人間の生活の質を向上させるために、製品やシステムの「使いにくさ」や「難しさ」を人間工学や労働科学、あるいはユーザビリティに対する知見を集めて設計を進めていくプロセスです。新しい製品やサービスの開発において、ユーザー行動の観察から文脈の分析・仮説・プロトタイプ・修正・テストを繰り返していくプロセスは、多くの場合チームや組織で行うものになります。そのためその知識体系は、設計手法に止まらず設計プロセスのマネジメントや、プロジェクト・マネジメントの要素も多く含まれています。HCDのプロセスは製品やサービス、あるいはコーポレートサイトの設計だけでなく、さまざまな管理系業務の中でも有効に機能します。

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