オフィスレイアウトの変更:決済ルートの確認

最終更新日:2010年04月25日

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決済ルートの確認も重要項目である。全ての問題を同じ人、同じ決済ルートで決定されるということはあまり考えられない。全社に関係する問題もあろうし、個別単一の部署だけに関係する問題もある。その影響するところを各課題ごとに判断し、それぞれの決済手段や決済ルートを早い段階で確認しておくことが必要である。本来はある部長に口頭で承認をとればいい問題なのに、きっちりとした稟議書を作成しても、労力の無駄遣いであるし、逆に、簡単に考えていたが、実は全社にヒアリングをして、かつ経営会議等、上層部の経営ボードに上程しなければならない問題であり、その開催を待っていたら工期に間に合わないといことも起こり得る。決済ルートの確認とともに、決済に要する時間、会議の開催タイミングもきっちりと把握しておくことが重要である。工程管理の中に決済を得るまでの時間も組み込んでおくと良い。

(執筆:『月刊総務』)

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