社歌制作:社歌制作のフロー例(歌詞を社内募集する場合)

最終更新日:2012年02月15日

社歌制作:目次

「社歌制作委員会」立ち上げ


メンバーを公募する場合は、社内報などのツールを使い大々的にPR。当初は、総務部門が先導役を務めたい


●会長、社長を委員に据え、全社的な取り組みであることを明確化する


●月に何度ミーティングを行うのか、交通費は経費など、細かく情報を提供。できるだけ多くの部門や拠点から参加してもらう


●各部門の部課長クラスにも相談し、理解と協力を求めておく






ミーティング


制作委員会で打ち合わせ


●社歌制作の意義やねらい、完成後はどんなシーンで使うのか、どんな展開を目指すのかなどについても方向性を決め、全員で共有






歌詞を公募


社内報やイントラネットなどのツールを使い、広く募集告知をする


●ポスターを掲示したり、部署ごとに募集要項を回覧するなど、応募数を増やす工夫を


●応募数の多い部署を表彰するといった仕掛けも考えておきたい






歌詞を選出


応募作品は全て、あるいは制作委員会がある程度まで数を絞る


●全作品、あるいは候補作は、何度かに分け社内報などで発表。トーナメント形式にして毎回人気投票するなど、選出までの過程体験を全社員と共有し、社歌制作イベントを盛り上げる


●他者の詞を目にすることで、新しい自社の魅力や自分とは違う受け止め方など、刺激を受けることにもつなげたい






最終選考


多くの場合、社長や作詞家・作曲家などのプロのクリエーターに入ってもらい、入選作品を決める。作詞家は入選作を補作したり、応募作品からキーワードを選んで詞を作ることが多い


●プロの作詞家、作曲家、アレンジャーは、知り合いに紹介してもらう、あるいはコーディネート会社や広告代理店に相談して適任者を選び、依頼するケースが多い


●社歌の著作権は企業側にあるが、HPで紹介する、CD発売するなどの展開を考えている場合は、プロのクリエーターとの契約項目にその旨を追加する(活用方法が後日変更になった場合は、その時点で内容を変更して再契約)






完成


社員に披露



●全社や各拠点ごとなど、適切な規模でイベントを開催し、華々しく新社歌を発表。また、マスコミを通じてエンドユーザーや取引先にも広く認知していただく


●入選者やクリエーターのインタビューや社歌制作裏話を社内報などで紹介するなど、完成後も社歌を社内に浸透させる活動を続ける。制作委員会が解散した場合は、総務部門が担当する






『月刊総務』2011年11月号より


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