総務辞典

社内報

社内報の役割

創業間もない数人の会社。多くの場合、社内報は存在しません。その頃は、社長を含めた社員全員が顔見知りであり、お互いのことを、プライベートも含め熟知しています。多くの場合、ワンフロアにひとかたまりになって仕事をしていますから、誰とでもすぐに会話ができ、その場ですぐに全体会議も開けます。社内コミュニケーションは普通に活性化して、情報共有も随時できます。ベクトルの統一も自然になされる状態でしょう。

しかし、人数も増え、拠点もばらけるようになると、そうはいきません。従業員数が300人を超えると社内報が必要になってくるといわれるゆえんです。

社内報に求められる役割とは、まだ社内報が存在しなかったころに実現できていた、社内コミュニケーションの活性化、情報の共有、ベクトルの統一を実現することです。

そして、社内報を読むことで、会社のことを知り、会社が好きになり、この会社で働けることが喜びにつながり、 そして、他の頑張っているメンバーのことを知り、そのメンバーのことが好きになり、協働の精神が醸成され、組織が活性化されていく。そのために、会社としては、社内報を通じてさまざまな情報を従業員に提供していくことが必要となります。

社内報がなかった、まだワンフロアに少人数がひとかたまりで仕事をしていたときのコミュニケーションを考えてみてください。先に記したように、お互いのことをプライベートまで含めて熟知している、そのような前提でコミュニケーションがなされているはずです。

相手の興味関心、相手の立場や仕事内容、現在抱えている課題までも把握した上でのコミュニケーションです。ですから、相手が一番知りたいことを、理解しやすい状態で伝えることができます。相手の気持ちを考え、相手が納得して、共感してもらえるような内容で伝えることができます。結果として、すんなり行動を起こしてくれるのではないでしょうか。


(執筆:ナナ総合コミュニケーション研究所


さらに詳しく、社内報、社内コミュニケーションについて知りたい場合、下記をご参照ください。

■All About 社内コミュニケーション コーナー
http://allabout.co.jp/gm/gp/1600/library/

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