企業はいよいよ国際標準である「社会的責任の手引」(ISO26000)を使いこなして、慈善活動的CSRから本業CSRへ転換し、ポーター教授らによる社会課題と経済価値の同時実現を狙う競争戦略としての「共有価値の創造」(CSV)も織り込んでいく必要があります。
また、最新の国際的な共通言語であるSDGs(持続可能な開発目標)を使いこなさなければなりません。
さらに、企業は、投資家に対してもESGを重視してどのように持続的に価値を創造していくかという「ストーリー」を語り、メディアをはじめ関係者と良い関係(リレーションズ)を築く本来的な意味の「パブリックリレーションズ」が重要です。わかりやすくするため「三方よし」の考えも使い、「隠徳善事」では伝わらないので「発信型三方よし」として理解していきます。
筆者の31年の行政経験と9年の企業経験を活かし、「これならわかる共有価値創造とサステナビリティ経営の理論と実践」という実践的な角度で皆様と考えていくサイトです。地方創生もCSR/CSVの実践として紹介していきます。
CSR、IR、広報、ブランディング、経営企画など幅広い業務の責任者・実務家、そして経営層の関心にも答えていきます。


(※)CSR企業の社会的責任: corporate social responsibility   CSV共有価値の創造:creating shared value
ISO国際標準化機構: International Organization for Standardization   SDGs持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals

笹谷オリジナルコラム:

笹谷秀光の「協創力が稼ぐ時代」<第9回>
未来まちづくりフォーラム

2019-02-26 10:00

未来まちづくりフォーラム実行委員長より

 2019年3月7日、東京都内でのイベントでキックオフされる「未来まちづくりフォーラム」をご紹介します。本フォーラムは「まちてん」(2017年12月に第3回目)のリニューアル企画であり、「まちてん」に引き続き筆者が実行委員長を務めることから、ここに概要をご紹介いたします。

 実行委員会組織を通じて、継続的な関係構築と効果的な情報発信を行うフォーラムに育てていく予定です。

 イベントでは「協創力で日本創生モデルをつくろう」をテーマに、自治体首長、企業・団体、社会起業家が一堂に集います。

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 さまざまなアクターが出会い「協創力」を発揮し、理論と実践により革新が生まれる。まちの個性「センス・オブ・プレイス」と、市民の誇り「シビック・プライド」がポイントです。

未来まちづくりフォーラムSDGs宣言

 活動指針としてSDGs宣言が発信されています。

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 その内容は以下の通りです。

  • 地方創生まちづくりに「持続可能な開発目標(SDGs)」を活用する。SDGs の各目標との関連付けを意識し、地方創生 SDGs を推進。特に、目標 11「住み続けられるまちづくり」や目標 17「パートナーシップ」を念頭に、これらの目標に貢献。
  • センス・オブ・プレイス(まちの個性)とシビック・プライド(市民の誇り)を重視し、シティプロモーションにも注力する。
  • 「未来まちづくりフォーラム」を地方の「稼ぐ力」をつけ「ライフスタイルの創出」に結び付ける「学び」の優良事例の共有の場となることを目指す。
  • 新たな連携・協働の形を探るオープンイノベーションの場として活かす。
  • 関係機関との連携を強化する。
  • 東京2020や「beyond2020」を見据えた継続的な活動を目指す。

プログラムの内容

 プログラムの概要は、次の通り、地方創生最前線をカバーするものです。

<午前中:基調講演>

〇 オープニング・トーク「SDGs未来都市の最前線」
内閣府地方創生責任者(調整中)、阿部 守一 長野県知事(SDGs未来都市である県知事)、笹谷秀光実行委員長

〇 キーノート・スピーチ「プラチナ社会に向けて」
小宮山宏 三菱総研理事長

〇 スペシャル・シンポジウム 「SDGs未来都市最前線」
阿部 守一 長野県知事
太田 昇 岡山県真庭市長
村上周三 一般財団法人建築環境・省エネルギー機構理事長
田中理沙事業構想大学院大学学長
笹谷秀光実行委員長(ファシリテーター)

 村上周三氏は、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」の幹事であり、その動きもご紹介いただけます。田中理沙氏が学長である事業構想大学院大学の学校法人先端教育機構では、SDGs総研も運営しています。

 また、岡山県真庭市は平成30年度「SDGs未来都市」の一つ。「永続的発展に向けた地方分散モデル事業」で中山間地域における地方分散型のモデル地域を目指していますので、太田昇市長の最新情報の発信が楽しみです。

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 これに加え、次のプログラムが組まれています。

〇カンファレンス「未来まちづくり/地方創生のプレーヤー達」(仮)
・「産官学金労言」の各分野のリレートーク。
登壇:
 佐竹 正範 北海道美瑛町 課長補佐(ヤフー株式会社)
 吉安 真一 福岡市 総務企画局 国際部 課長 アジア太平洋都市サミット担当 他

<ネットワーキング・ランチ>
登壇者・出席者間でネットワーキング。

<午後:特別セッション>

「まちづくり」「ひとづくり」「しごとづくり」のテーマで、最先端のソリューションが総結集。

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 以上の通り、最先端の地方創生やSDGs未来都市がテーマとなる充実したプログラムにより構成されるイベントですので、この分野にご興味・ご関心のある方にはぜひご参加をおすすめいたします。

<開催概要>

名 称:未来まちづくりフォーラム
会 期:2019年年3月7日(木)10:00−18:15
会 場:ヒルトン東京 お台場
来 場:800名(予定)
参加費:3,000円(税別/事前登録制)
主催:未来まちづくりフォーラム実行委員会
特別協力:サステナブル・ブランド国際会議 東京
(株式会社博展) 
協賛:ご協賛企業・団体様
後援:環境省、経済産業省、国土交通省(他、関係各府省庁に申請中)
内容:基調講演(オープニング・トーク)、パネルセッション、展示、ネットワーキング・ランチ、他
対象:地方創生まちづくりに取り組む企業・団体、自治体、社会起業家、研究機関、ほか
開催告知URL:
http://www.sustainablebrands.jp/event/sbt2019/miramachi_02.html

本イベントに関するお問い合わせ先
<取材のご希望について>
 株式会社博展 経営企画部 担当:村松(むらまつ)
 Tel:03-6278-0010 Fax:03-6278-0092 Mail:ir@hakuten.co.jp
<協賛・企画について>
未来まちづくりフォーラム事務局 (株式会社博展 内)
担当:古閑(こかん)、井口(いぐち) 
TEL:03-6821-4815 FAX:03-6278-0089
Mail:sbt@sustainablebrands.jp


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