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  • 業務効率向上サービスと災害時のリスク管理(サイボウズスタートアップス株式会社)(1/4)

災害時に必要な「安否確認サービス」とサイボウズ株式会社のクラウドサービス「kintone(キントーン)」をより便利に使いこなすための「連携サービス」で注目を集めるサイボウズスタートアップス。企業の管理部門系業務の効率化と作業負荷の大幅な削減を実現するクラウドサービスは、いまや企業成長には欠くことのできないビジネスインフラとなっている。今回はサービス提供サイドの視点から、石井和彦さん、田里友彦さんにシステム活用のメリットについて語っていただいた。

(取材・文:鈴木はる奈)

編集部: サイボウズスタートアップスの事業について教えてください。

石井: BtoBを得意とするサイボウズ株式会社が主として海外での新規事業を立ち上げることを目的として2010年8月に100%子会社として設立したのが弊社で、2015年8月に丸5年を迎えます。当初はスマホでの写真合成アプリなどを開発して、BtoCのビジネスモデルも模索しました。しかし開発、提供を行っている中で、"サイボウズの強みは、やはりBtoBである"ことを再認識し、BtoBのシステム開発に注力しました。そして東日本大震災をきっかけに、「安否確認サービス」を2011年12月にリリース。さらにサイボウズが開発・運営しているWebデータベース「kintone(キントーン)」が販売強化されるということで、私たちはkintoneをさらに便利に使える「連携サービス」の開発に着手することになりました。

2014年3月からは、MBO(マネジメントバイアウト)により、サイボウズの連結会社ではなく出資会社としてリ・スタート。現在は「安否確認サービス」と「kintone連携サービス」が当社の事業の柱となっていて、私自身は「kintone連携サービス」の拡販に努めています。

編集部: 石井さんが担当されている「kintone連携サービス」とはどういったサービスなのでしょうか?

   

石井: 「kintone連携サービス」は、Webフォームを簡単に作成できる「フォームクリエイター」、kintoneアプリデータを利用した帳票印刷を行う「プリントクリエイター」。さらにkintoneアプリデータを外部に公開する「kViewer」、登録データをリアルタイムにバックアップする「kBackup」など、現在のところ4つのサービスを提供しています。

中でも主力は、「プリントクリエイター」。kintoneはWebサービスなので、そのまま印刷するとレイアウトが崩れてしまう欠点があります。帳票として整ったレイアウトで表示し、見積書や請求書として使用できるよう開発を行いました。

編集部: 見積書や請求書などの帳票が、自分の思い描いていたレイアウトで簡単に出力できるとなると、業務効率もかなり上がると思うのですが。

石井: はい。"その仕事、まだExcelで続けますか?"と投げかけ、日々の業務改善で役立つサービスとして紹介しているのが、kintoneです。そのため「連携サービス」もビジネスオペレーションをさらに円滑にするために何ができるかを追求しています。

編集部: 現在、何人くらいのメンバーで事業を行っているのでしょうか?

石井: 7名です。代表取締役社長の山本、主に「安否確認サービス」のプロモーションやセールスを担当する最高執行責任者の田里、開発を担当する最高技術責任者の落合、そして私の4名がボードメンバーで、あとの3名はエンジニア。また、エンジニアとして学生アルバイト数名にもご協力いただいています。すなわち、いわゆる管理部門専任の社員は今のところ一人もいません。kintoneや弊社製品を最大限活用することにより、間接業務が劇的に効率化されているからこそ、ボードメンバーとエンジニアだけで会社運営をすることができているのです。


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