リアルタイム車両管理「Cariot(キャリオット)」とは、車両にデバイスを差し込むだけで、インターネットやクラウドにつながるアプリケーションだ。クルマの幅広いデータの取得ができるため、属人的な管理に頼ることが多かった車の情報を可視化し、そのデータを元にコンプライアンス強化、安全性向上、コスト削減や業務効率化をすることができる。また、幅広い業界での導入数の増加を踏まえ、Salesforceが運営するビジネスアプリケーション世界最大のマーケットプレイス「AppExchange」に公開、提供している。本連載ではこの「Cariot」を通じ、車両管理のいろはを3回に分けてお伝えする。
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自動車は、いかに安全運転を行っていても事故と隣り合わせ。原因は運転の技術や不注意、長時間運転などによる疲労などさまざまだ。これは企業の営業車においても同様で、事故を未然に防ぐ管理や教育を徹底することはもちろん、万が一事故を起こしてしまった場合、その事象や原因、運転状況を正確かつ迅速に把握する必要がある。

このような営業車の運転状況を簡単に「見える化」できるソリューションが、リアルタイム車両管理「Cariot」だ。第2回となる今回は、その「見える化」によってもたらされる、ドライバーへのメリットを中心にお伝えする。

ドライバーの運転状況を把握できているか?

あなたの会社では、ドライバーの運転状況をどのように管理しているだろうか。手書きの日報や月報をもとにしている会社では、ドライバーに専用のシートを渡し、運転開始・終了の時間や場所を書き込んでもらっている場合が多いだろう。こういった管理では、就業・利用時間を超えた長時間運転や、規定外のルート走行が正しく申告されないことも多いはず。

さらに、事故に対する防止策についても考えてみてほしい。例えば、もし営業車での事故が判明した場合、上長からドライバー(営業担当)への事情聴取や運転チェックなどが行われるのが一般的だろう。しかし、ドライバー自身も自分の“運転”に原因の一端があると自覚しているケースは少ないため、根本的な解決にはいたらないケースがほとんどだ。

当然、組織で車を使う際は車もドライバーも複数の場合が多く、各車の運転中に指導することは不可能。また、運転中の状況をすべて録画するとなると膨大なデータ量になる点や、SDカードなど記録メディアを使用するため即時性に欠ける。そのため、地方拠点を多く持つ会社は本社車両管理担当者がSDカードをピックアップすることは不可能で、多くの会社では、ドライバーのリアルタイムな運転状況を把握できていないことになる。

「Cariot」が実現する運転状況の「見える化」

「Cariot」を使えば、そんなドライバーの運転状況を「見える化」することができる。前回、「Cariot」には、位置情報を把握する「シガーGPS」、動画撮影とG(ジャイロ)センサーを追加した「ドライブレコーダー」、ECUの値から車両の細かな状況を把握する「OBD2」といった、3種類のデバイスがあり、人事・総務にもたらされるメリットについては紹介した。

しかし、この「見える化」がもたらす恩恵は、管理者側だけにとどまらない。デバイスから得た情報を利用すれば、ドライバーの安全性を高めるだけでなく、ドライバー自身の手間を軽減したり、営業活動を効率的に行うことができる。

ドライバーの安全を守り業務を効率化するデータとは

車両のさまざまなデータを取得し、運転状況を把握できる「Cariot」。それぞれの観点から見たドライバーへの具体的なメリットを中心に、その使い方を紹介していこう。

1.車両の利用時間と利用場所を自動記録できる

デバイスを取り付けるだけで車両の利用時間と利用場所、移動ルートを自動記録できる。これはドライバーから見れば、移動のたびに日報や月報用のシートに書き込む手間がなくなるということであり、時間外労働が発生しても記録が残るということ。管理者側からは規定外のルートを利用したり、就業・利用時間外に運転したドライバーを把握できるということにつながる。

  • 走行距離や運転開始・終了場所、走行時間をリアルタイムに自動記録するため、ドライバーの手間をかけずに日報や月報用のシートに書き込む手間がなくなる

    走行距離や運転開始・終了場所、走行時間をリアルタイムに自動記録するため、ドライバーの手間をかけずに日報や月報用のシートに書き込む手間がなくなる

2.危険運転を検知して事故を減らすことができる

速度センサーやG(ジャイロ)センサー、GPSセンシングなどを利用して、危険運転を把握することが可能となる。例えば、法定速度を超えたスピードを出したり、急加速・急減速を行ったり、急ハンドルを切ったりしたとき、センサーがそれを検知。いつ、どこで、その危険運転を行ったかが記録される。さらに、ドライブレコーダーを設置していれば、その際の前後10秒の映像を動画として自動記録することが可能。自動記録されたデータはクラウドにアップロードされ管理画面上で即座に確認ができるため、遠隔地での運転管理もできる。またドライバーへの素早いフィードバックもできるので運転技術向上にもつながりやすい。

これによって、運転にクセのあるドライバーに対して具体的な指導が行えるようになり、さらに事故発生時には、事故にいたった詳しい状況をすぐに把握することも可能となる。ドライバーに安全運転をしてもらうことは、ドライバーの身体と立場を守ることに加え、企業のコンプライアンス遵守にもつながる。

  • 速度超過や急加速・急減速などを行った回数を自動で記録し、ドライバーごとに統計として表示できる
  • 速度超過や急加速・急減速などを行った回数を自動で記録し、ドライバーごとに統計として表示できる
  • 速度超過や急加速・急減速などを行った回数を自動で記録し、ドライバーごとに統計として表示できる

  • 危険運転時や事故時の様子は自動で動画撮影が行われ、データはクラウドにアップロードされる

    危険運転時や事故時の様子は自動で動画撮影が行われ、データはクラウドにアップロードされる

3.営業活動を効率化できる

実際に運転しているドライバーの具体的な位置を地図上で把握することができる。これはドライバーから見れば、同僚がどの地域にいるか、そしてどこで停車しているかを把握できるということだ。この運転状況を見て、ドライバーがリアルタイムにルートを変更することも可能だろう。また、よく使う営業ルートや配送先、取引先を地図上に登録し、ルートの巡回状況をデータ化することもできる。さらに、指定した場所やエリアに出入りした際にメールによって通知も行える。

これらのデータをもとに、車両の移動が滞留していた場所をヒートマップとして表示させることも可能だ。このヒートマップに時間や取引先情報、道路の混雑状況を絡めれば、効率の良い営業ルートや迂回ルートの確立にも利用できる。優秀な営業社員やドライバーの運転状況を分析すれば、営業活動の改善にも役立ちそうだ。

  • 車両の移動が停滞した場所などをヒートマップとして表示可能。ルートの効率化に役立てることができる

    車両の移動が停滞した場所などをヒートマップとして表示可能。ルートの効率化に役立てることができる

4.車両の到着予測時間を把握できる

地図上に設定したルートをもとにして、到着予定時間を予測できる。車両の位置と速度に加え、渋滞情報なども加味して予測時刻が自動で算出される。ドライバーがおかれた状況を踏まえた予測時刻が分かるため、「会社とドライバー」、「ドライバーとドライバー」、「ドライバーと顧客」のストレスを減らし、円滑なコミュニケーションを取ることができるだろう。

  • 設定したルートで移動した際の到着予定時間を予測できる。予測時刻は位置や道路状況に応じてリアルタイムに更新される

    設定したルートで移動した際の到着予定時間を予測できる。予測時刻は位置や道路状況に応じてリアルタイムに更新される

危険な運転を減らして事故を防ぐCariot

このように「Cariot」は管理側だけでなく、実際に車両を運転するドライバーにも安全面を中心として多くのメリットを与えてくれる。例えば、サービスとして収集を行っている会社であれば、収集ルートの見える化に役立てており、またある自治体では、Cariotの情報をもとにごみの収集時間の問い合わせに答えているという。ドライバーの働き方改革と業務の効率化の両面から、さまざまな効果が期待できそうだ。

  • 「管理者」「ドライバー」両者へのメリット

今回はドライバーの観点から「Cariot」のメリットをお伝えした。第3回では、経営層やシステム管理者の視点からみた利点を解説したい。

リアルタイム車両管理「Cariot」の詳細はこちら
https://www.cariot.jp/
「Cariot」のWebページでは有名企業の導入事例も多数紹介
https://www.cariot.jp/case/

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