BCPが発動されたら、各企業が策定した内容に沿って対策を実行していくが、時間経過とともに応急対策から復旧対策への変化にも対応する必要がでてくる。例えば、顧客・協力会社へは取引復元の調整を行い、結果によっては代替生産の実施などが行われる。復旧費用の算定や損害保険の整理なども同時に進行する。
また、余力があれば、日ごろから密接に関わっている地域に対して貢献活動を展開していく。そして、災害復興対策の計画に沿って、国や自治体とも連携をとりながら地域全体の復興をめざしたい。
(出典:「中小企業BCP策定運用指針」)