社葬の運営:事前準備

最終更新日:2010年03月06日

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通常、故人が亡くなってから社葬が行われるまでの期間は、約一か月。この短い期間でスムーズに、ミスなく準備を進めるためには、最初の打ち合わせから、葬儀社の担当者に同席してもらうことがいちばんだ。そのためには、事前にきちんと葬儀社を選び、普段から信頼関係を築いていくことが、大切になってくる。 最近は「社葬セミナー」を開催し、直接的に総務担当者に訴えようとしている葬儀社も増えてきた。こうした葬儀社では、個別に相談できる窓口を設置している。個別の企業には個別の事情があるわけだから、こうした窓口でじっくり相談することも必要なはずだ。社葬の運営を委託されることの多い葬儀社では、社葬を運営するために総務担当者に便利なマニュアルを完備している。事前にそれを一読すれば、担当者として必要なことは見えてくるだろう。葬儀社を選定して計画作りが始まる。プロの意見を聞くために実行委員会の会議には参加してもらう。葬儀社側もそれを望んでいるはずだ。マニュアルにあるチェックリストに従って、遺漏のないものにしたい。かなり細かいものになるはずだ。

(執筆:『月刊総務』)

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