知的財産スキル標準(IP Skill Standard)は、企業における知的財産(IP)の創造・保護・活用に必要とされる実務能力を明確化・体系化した指標。知財関連の人材育成を支援するために設けられた。知的財産スキル標準は、2007年に経済産業省によって初めて策定され、2017年には特許庁によってversion 2.0に改訂された。
知的財産スキル標準は、以下のように構成されている。
具体的には知財業務を58の機能に細分化し、それぞれの機能について具体的なスキルカードを定めている。また、業務のうち、実行に関するものにはレベル1(主任クラス)〜レベル3(部長・担当課長)までのレベルが設定されている。
(出典:特許庁「知的財産スキル標準(version 2.0))