企業年金:NISA

最終更新日:2025年02月26日

NISA(ニーサ)は、株式や投資信託の売却益や配当金が非課税になる少額投資非課税制度である。通常、投資の利益には約20%の税金がかかるが、NISA口座内での利益は非課税となる。

NISAは2014年に導入され、2024年からは非課税保有期間が無期限になり、年間最大360万円まで投資可能となった。つみたて投資枠と成長投資枠を併用でき、生涯非課税保有限度額は1800万円である。

NISAの特徴

  • 非課税保有期間が無期限:売却するまで非課税のまま保有可能
  • 制度が恒久化:いつでも新規口座を開設できる
  • つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能:両方の枠を使い分けて投資できる。年間投資枠は最大360万円まで投資可能。
    • つみたて投資枠:長期・分散投資に適した枠(上限は年間120万円)
    • 成長投資枠:株式など幅広い商品に投資可能(上限は年間240万円)
  • 非課税保有限度額(総枠)が新設:生涯で最大1800万円(うちつみたて投資枠は1200万円)まで非課税で保有可能
  • 非課税保有限度額の再利用が可能:売却した分の枠を再利用できるため、長期的な資産形成に有利。

NISAの使い方

NISAは、自由に引き出せるため流動性が高く、初心者から経験者まで幅広く利用できる制度である。投資の目的に合わせて柔軟に活用できるため、効率的な資産形成に役立つ。

NISAは、その特徴を活かし、次のような使い方ができる。

  • 非課税のメリットを活かす:売却益や配当金が非課税のため、複利効果を最大化できる
  • つみたて投資と成長投資を組み合わせる:リスク分散を図りつつ、高い成長を目指すことが可能
  • ライフプランに合わせた利用:非課税期間が無期限のため、長期的な資産形成や老後資金の準備に適している

参考:金融庁NISA特別サイト「NISAを知る」

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