リスクアセスメント:リスクアセスメント

最終更新日:2022年06月27日

リスクアセスメント:目次

職場の潜在的な危険性、または有害性を見つけ出し、これを除去、低減するため手法のこと。次の3つのステップで行われる。

(1)リスク特定

組織が直面する可能性のある各種のリスクを書き出し、目録にする。後任への引き継ぎ時や、あとで振り返りを行うときに必要になるため、目に見えるように書き出す。

(2)リスク分析

書き出したリスクについて、発生頻度や発生の可能性、および発生した場合の組織が被る影響度を見積もる。状況によっては被害想定シナリオを作成し、それに基づきリスクを頻度と影響度の2つの軸で定性的、定量的に分析する。

(3)リスク評価

分析により明らかになったそれぞれのリスクの頻度と影響度を総合的に検討し、あらかじめ定めておいた評価基準に照らして対応方針と対応の優先順位を決める。経営資源に制約があるため、対応できる範囲で優先順位の高いリスクから対応策を検討していく。

 

※『月刊総務』2018年2月号「総務の引き出し(リスクマネジメント)」より一部抜粋・変更

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