景気が悪くなると、多くの会社で社内報の予算が削減されます。コスト削減の一環であると同時に、カラーの社内報(以下、社内報と記す場合は、印刷社内報を意味します)がモノクロになると、社内報は従業員一人ひとりに渡るものなので、従業員へのインパクトが大きく、社内の引き締めの象徴として利用されるのです。社内報はやめて、Web社内報へシフトする会社もあります。
環境の変化にスピーディーに対応しないと生き残れない現代において、社内のコミュニケーションにもスピードが求められます。3ヶ月に1度の季刊社内報でニュースなどの速報性を求められる情報を共有するのは難しくなってきています。情報伝達のスピードが会社の命運を左右する時代にあって、Web社内報の必要性がますます高まっています。
一人一台パソコンが配備され、グループウェアや社内イントラも整備され、社内の情報インフラが整ってきたことも、Web社内報の導入が加速する理由となっています。
(執筆:ナナ総合コミュニケーション研究所)