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眠っているかもしれない美術品
貴社では美術品を所有・管理していませんか?
取引先などからビルの新築や会社創立といった機会にお祝いとして絵画をいただいたり、会社のオーナーやトップが絵画好きで購入したり、バブル期に値上がりを見込んだ資産運用の手段として銀行から資金を借入れて購入したりといった経緯で、美術品を所有している企業もあると思います。
そうした場合、総務部が美術品の管理を任されている企業がほとんどだと思います。
しかし美術品管理については前任者からリストを渡されただけの引継で、具体的にはどのように管理をすべきかインフォメーションがないケースも多いのではないでしょうか。美術品管理で良く目にする光景は「会社の書庫にほこりを被った絵画用保存箱(タトゥー)に収納したまま壁に立てかけられ、さらにはほかの箱を次々に隣り合わせ、絵画が入った箱が空箱を押しつぶしている」このような状況です。
現在、美術品管理についての知識やノウハウのない企業では、どこに相談したら良いのかお困りではないでしょうか。
取引のある画商が身近にいない場合、突然画廊に入るのは「相当敷居が高い」と思います。
日本国内では海外のオークション会社を含め、鑑定・評価のみのサービスを提供している機関はそう多くはありません。無論オークション会社は売買をすることになれば鑑定・評価のサービスを提供しています。
それでも相談できる機関が少ないため、「どこに相談したらよいか」困っている企業が数多くあるのではないかと思っています。 ここではその問題解決のヒントやノウハウを、芸術資源マネジメント研究所を通じ企業の総務部門の方に提供していきたいと考えています。
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