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コラム

人事 / 人材育成 / 内定辞退防止

どうなってるの?となりの会社のソーシャル採用
【第2回】内定者辞退を防ぐFacebook活用術(その2)

2013年06月11日

採用広報プランナーの白井です。私が編集長を務める「ソーカツタイムズ(http://www.so-katu.jp/)」の取材を通して、企業の採用担当者の方々から直接、お話しを伺う機会がたくさんあります。

取材を通して感じることは、現場で利用されている方々の生の声は何よりも"強い"ということです。「どうなってるの?となりの会社のソーシャル採用」では、ソーシャル採用に取り組んでいらっしゃる現場の採用担当者の方々の声を交えながら、ソーシャル時代の採用広報について考えていきたいと思います。

今回のテーマは、前回に引き続き「内定者辞退を防ぐFacebook活用術」です。――――

内定者との密接な関係は、他社から内定者を守る最強の「バリア」です。内定者の入社辞退を防ぐために、「内定者の懇親会」「先輩社員による懇親会」を実施されている企業も多いと思いますが、数ヶ月に1回のこのようなイベントだけでは企業や仕事への関心が薄れてしまう恐れがあります。内定者を入社までスムーズに導くためには、内定承諾以前はもちろん、内定承諾後も、内定者とのコミュニケーションを継続的に図ることが重要です。そこで、今注目されているのがFacebookの「グループ機能」です。(くわしくはこちら


■メーリングリストとFacebook「グループ機能」の違いとは?

Facebookは、みなさんも良くご存じのように社内外の誰でも登録を行えば、無料で利用できるソーシャルメディアです。この記事をご覧になられている採用担当者のなかには、現在、メーリングリストを使って内定者フォローに取り組んでいらっしゃる方々もいらっしゃると思います。それでは、なぜFacebookの「グループ機能」が注目されているのでしょうか?今回は、メーリングリストとグループ機能の違いを探っていきたいと思います。

【理由①】スマートフォンに対応したコミュニケーション
就活生のスマートフォンの普及率はいまや8割以上。そこでスマートフォンでの、迅速でよりカジュアルな情報交換に向いているのがFacebookをはじめとしたソーシャルメディアです。
ノートパソコンを持ち歩いたり、自宅にあるパソコンをわざわざ起動しなくても、企業からの連絡がすぐに伝わります。

【理由②】リアクションがしやすい 
メーリングリストでは、どうしても企業側からの一方的な情報発信になってしまいがちですが、Facebookでは「いいね!」ボタンやコメント機能で、採用担当者の連絡事項や内定者同士の投稿に対して気軽に反応ができます。

【理由③】参加型のコミュニケーションができる
Facebookでは、内定者が自ら情報を発信する参加型のコミュニケーションが期待できます。
たとえば、懇親会や研修を実施したその場で写真を投稿したり、コメントを書き込むことが可能です。

【理由④】採用担当者の業務の効率化にも貢献
懇親会や研修などのイベントの設定や出欠が簡単にできます。内定者からの質問に対しても、1度コメントを書き込めばメンバー全員に情報を伝えることができるため、メールのように同じ内容に対して一つひとつ返信する必要がなくなります。


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■内定者に積極的に参加させることが成功のポイント

前項でご紹介したように、メールのように構えたりせずに、気軽に参加したり、コメントができる点がFacebookを活用する最大のメリットです。これからFacebookの活用をお考えのご担当者にぜひお願いしたいのが、内定者が自発的なコミュニケーションができるような雰囲気づくりです。

内定者がコミュニケーションに積極的に参加できるような雰囲気をつくるには、どうしたら良いのでしょうか。そこで、おすすめしているのが「自己紹介」です。Facebook上で、最初に自己紹介を行うことで、どんなメンバーがいるかを知ることができますし、内定者が自発的にコメントしやすい雰囲気をつくることができます。

内定者同士が自発的にコメントをするようになれば、懇親会や研修などで顔をあわせる機会が少なくても、入社前にお互いを知ることができ、メンバー同士の仲間意識が芽生えます。第1回目では、内定承諾後も「本当にこの会社でいいのか」と不安を抱える学生が増えていることをご紹介しましたが、Facebookによる継続的なコミュニケーションにより仲間ができれば、企業に対する不安が解消され内定者のスムーズな入社にも役立ちます。

【ソーシャル採用 活用事例】
就活生が共感できる採用を「リクルートジョブズ」

recruitjobs_01.jpg 「タウンワーク」「フローム・エー」などのメディアを運営し人材採用に関する総合サービスを提供する株式会社リクルートジョブズ(以下、「リクルートジョブズ」)では、Facebookによる新卒向けの採用ページを運営しています。
この採用ページでは、商品・サービスの紹介や先輩社員の紹介に加えて、「シュウカツ体験談」というタイトルで内定者の生の経験談を紹介しています。
企業研究/自己分析/面接などをテーマに200〜300文字の短いコメントで、自らの等身大の声を紹介しています。
数ヶ月前まで採用選考に挑んでいた内定者の生の声は、これから就活に取り組む学生への等身大のアドバイスとして人気の高いコンテンツとなっています。

このような取り組みのねらいについて、採用担当者は「Facebookでは、就職活動を行う学生がより共感できるよう努めています。『シュウカツ体験談』のほか、当社の部活動を紹介する『社員のOFF』や『リクルートジョブズの歴史トリビア』などのコンテンツを紹介しています。当社ではWebでも新卒採用向けに情報を提供していますが、Facebookではより当社を身近に感じていただける情報の提供を行っています」と語っています。

■株式会社リクルートジョブズ 採用公式Facebookページ
https://www.facebook.com/recruitjobs.saiyou


リクルートジョブズでは、Webサイトでは仕事スイッチが入るONの情報を、Facebookではアフターファイブや遊び心のある、よりカジュアルなOFFの情報を中心に発信されており、WebサイトとFacebookの情報の住み分けを上手に行っていらっしゃいます。


次回も、企業での最新の活用事例を交えながら採用担当者の方々に役立つ情報をご紹介します。ぜひご期待ください。

白井 千絵
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