「年収130万以内に抑えたい」という声も 「103万円の壁」対応に賛同しない意見が相次ぐ理由
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年06月18日

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2025年度税制改正により、配偶者特別控除が満額受けられる配偶者の給与水準が、160万円に引き上げられた。
パートやアルバイトで働く配偶者が、手取り収入を意識して就労を調整する、いわゆる「年収の壁」への対策の一環として政府が盛り込んだが、求人サイト「しゅふJOB」を運営するビースタイルホールディングス(東京都新宿区)は6月17日、この引き上げでは「年収の壁」問題は解決しないと、半数の人が考えているという調査結果を明らかにした。
年収の壁は解決すると「思わない」人が半数
調査では、所得税の課税ラインが103万円から160万円に引き上げられたことで、年収の壁は解決するかを聞いたところ、49.0%が「思わない」と回答。「思う」と答えた人は5.4%にとどまり、「どちらとも言えない」という人も35.3%いる。

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