若手・中堅がリーダーシップを発揮するには? 会社がサポートすべきは「キャリア支援」 民間調査
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年05月15日
シェイク(東京都千代田区)は5月14日、従業員数300人以上の企業に勤める、入社2年目から10年目の正社員や非管理職層を対象に「若手・中堅社員のリーダーシップ」に関する調査の結果を発表した。調査の結果、若手・中堅社員が主体的な行動やリーダーシップを発揮するには、組織がキャリア支援などをする必要性があることがわかった。
若手・中堅社員が日々の業務で「心が動く」瞬間があるか
同社は「リーダーシップ」を以下の定義とし、今回の調査および分析を行ったとしている。
- 目的や業務に向けてポジティブな影響力を発揮すること
- 責任をもったり能動的に意見を出したりして、率先して行動すること
調査ではまず、「日々携わっている仕事に、好奇心や楽しさ、悔しさなどの心の動きを感じるか」と質問したところ、「とても感じる」(14.3%)、「やや感じる」(44.7%)と回答した。
約6割が何らかの「心の動き」を日々の業務で感じており、単なる作業としてではなく感情や意欲を伴って仕事に取り組んでいると同社は分析している。
さらに「とても感じる」「やや感じる」と答えた人に「どのようなことをしているときに、心の動きを感じるか」と尋ねたところ、以下の通りの回答となった。
- 新しいスキルや知識を習得したとき(50.1%)
- 自分で試行錯誤して成果を出したとき(48.7%)
- チームで協力しコミュニケーションをとっているとき(28.8%)
上位になった回答は、「自律的な学び」や「挑戦による成果」と関連しており、単なる業務の遂行よりも、意味のある成果や成長が感じられる瞬間に心が動いていることがわかるという。
職務スキルの向上、個人の自信などがリーダーシップ発揮に影響する
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