10月1日に各社で内定式 式典を取り止めて会社の理解を深める場に 保護者参加OKの企業も
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年10月03日
2025年春に卒業・入社予定の大学生らの採用内定が解禁された10月1日、企業各社で内定式が行われた。リクルート(東京都千代田区)の研究機関・就職みらい研究所によると、9月1日時点での大学生の就職内定率は94.2%。
少子高齢化や人手不足の影響で、採用市場は企業よりも学生側が優位の「売り手市場」。企業側はこれまでのような式典形式ではなく、来年4月に新入社員が安心して入社出来るようレクリエーションを実施する企業もあった。
新日本製薬では年代の近い先輩社員も参加 自社商品についてのクイズを実施
新日本製薬(福岡県福岡市)では、12人の新卒内定者が内定式に参加した。これまで同社の内定式は、式典としての色合いが強く、「会社について分からず不安だった」「馴染めるか不安だった」といった声が内定者から寄せられていた。
これらの声を受け、同社では内定式をカジュアルな形式に変更。立食にすることで、内定者が緊張せずリラックスして参加できる雰囲気を創出したほか、年齢の近い新卒入社の社員も参加し、先輩社員から生の声を聞ける交流の場とした。
さらに、新卒入社の社員が「半年間の軌跡スライドショー」を制作し、入社後の具体的な業務内容や1日の流れなどを内定者に映像で説明。自社商品や会社に関するクイズを実施し、会社のことを学べる企画も実施した。
J-オイルミルズは調理研修を実施 企業のミッションを内定者が体感
味の素グループの食用油メーカーであるJ-オイルミルズ(東京都中央区)の内定式には13人が参加。同社は「『食べる』喜びと、調理や生産する『つくる』喜びも創造しながら、食にまつわる健康・環境・食資源などの課題に真摯に向き合い、よりよい社会に貢献すること」をミッションに掲げている。
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