産休・育休からの復職に毎月10万円、最大120万円を支給 HENNGEが育児関連制度を拡充
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年09月30日
HENNGE(東京都渋谷区)は9月27日、産前・産後休暇や育児休業の取得と復職を支援し、より社員が仕事と育児を両立できる環境を構築するため、最大120万円の復職応援手当を新設するなど、育児関連制度を拡充したと発表した。
「多様性尊重」「熱意ある社員の応援」を行動規範で明文化
今回、同社が拡充した育児関連制度は以下の通り。
- 復職応援手当の新設
- 復職サポーター手当の新設
- 育児短時間勤務に対するフレックスタイム制の適用
- 育児休業取得回数制限の完全撤廃
同社では、「多様性の尊重」、「熱意ある社員の応援」を行動規範として明文化し、社員の自律的で柔軟な働き方をサポートしている。
今回、育児関連制度を拡充したのは、性別やライフステージにかかわらず社員が安心して実力を発揮できる環境を構築することが狙いだ。
復職応援手当として、毎月10万円を最長12か月支給
「復職応援手当」は出産した社員が復職し、条件を満たした場合、毎月10万円を最長12か月間支給する。支給額は合計で最大120万円となる。
同社によると、さまざまな事情で社員が希望する時期に復職できないケースがあった。SaaS業界は変化が激しく、休職が長引くほど復職してから業務のキャッチアップが大変になり、企業にとっても貴重な人材の活躍機会が失われることは大きなデメリットとなっていた。
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