日本気象協会が「暑熱順化予報」を公開 デスクワーカーも暑さ到来前に熱中症リスクへの備えを

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年04月14日

一般財団法人日本気象協会(東京都豊島区)が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトは4月10日、本格的な暑さの前に身体を慣れさせる「暑熱順化」が必要な時期の目安を発表した。

熱中症の予防・対策が必要な時期は年々早まってきており、多くの人が暑熱順化をできていない4月の急な暑さによる「春の熱中症」への注意を呼び掛けている。気象庁発表の4月から6月までの平均気温は、全国的に平年並みか高い見込み。

意識して汗をかく「暑熱順化」の実施時期は、5月上旬から各地

暑熱順化に有効な対策は、軽い運動や湯船につかる入浴などで意識して汗をかき、身体を暑さに慣れさせることだ。暑熱順化は個人差はあるが、数日から2週間程度かかり、仮にできていないと、身体の熱をうまく外に逃がすことができず、熱中症になる危険性が高まる。

同プロジェクトでは、暑熱順化を始めるタイミングの目安を「熱中症ゼロヘ 暑熱順化前線」として公開しており、今回の第1回発表では、福岡や高知で5月上旬、東京では5月下旬としている。

暑熱順化前線(2025年第1回)(※画像クリックで拡大)

室内での熱中症発生にも注意、適切な休憩や水分補給を

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