ニチレイの健康経営、日本政策投資銀行「DBJ健康経営格付」の最高ランクを3年連続で獲得

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年07月05日

ニチレイ(東京都中央区)は7月4日、同社が進める健康経営の取り組みについて、日本政策投資銀行(DBJ、東京都千代田区)が提供する融資メニュー「DBJ健康経営格付」の最高ランクを獲得し、同格付に基づく融資を受けたと発表した。ニチレイが最高ランクの格付を取得するのは3回連続となる。

「DBJ健康経営格付」は従業員への健康配慮が優れた企業を評価・選定

ニチレイが最高ランクを獲得した「DBJ健康経営格付」は、DBJが独自の評価システムによって従業員への健康配慮の取り組みが優れた企業を評価・選定するもので、2012年から本格運用を始めた。

評価項目は「健康経営推進体制」「健康経営施策」「エンゲージメント」の3分野から構成されており、それぞれ次のような項目を設けている。

健康経営推進体制

  • 健康経営マネジメント体制
  • 健康経営課題の特定
  • 目標・計画の設定
  • コンプライアンス

健康経営施策

  • 生活習慣病対策
  • メンタルヘルス対策
  • 労働時間の適正化・業務効率の改善
  • 柔軟・多様な働き方
  • 総合評価

エンゲージメント

  • 長期的な事業環境の変化を踏まえた人材戦略
  • エンゲージメントに関する分析と課題の特定
  • エンゲージメント向上に向けた取り組み
  • ステークホルダーに向けた取り組み

2024年度は、5月にイオンモール(千葉県千葉市)やミクニ(東京都千代田区)が「DBJ健康経営格付」に基づく融資を受けている。

グループ一体での健康経営施策や経営理念の自分ごと化などを評価

今回、ニチレイグループは大きく以下の3点を評価された。

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