Welcome Japan、組織の文化的多様性への取り組みを評価 CDI認証に東芝など15社

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年11月01日

一般社団法人Welcome Japan(東京都港区)は10月30日、組織における文化的多様性への取り組みを評価する指標「Cultural Diversity Index(CDI)」の第1回認証を実施したと発表した。2024年度は、東芝(東京都港区)やさくらコーポレーション(大阪府堺市)など15社の職場環境を評価した。

世界中全ての人が働きやすい組織・職場環境を認証

2023年末時点で、日本に在留する外国人は341万人と過去最多を更新し、企業においては、外国人の採用や人材の多様化を進める動きが広がっている。一方で、言語や文化、慣習、宗教の違いによるさまざまな障壁や働きづらさが課題となっている。

CDIは、こうしたDE&Iの課題にアプローチし、多様な人々が互いの違いを理解・尊重し合いながらともに働ける社会の実現を目的に策定した指標。CDI認証では、難民や避難民を含む海外からの移住経験がある人など、あらゆる人にとって働きやすい組織・職場環境に与えられる。

認証にあたっては、39の項目について組織の取り組みを審査し、得点に応じて、5つのランク(プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、グリーン)を授与する。

採点基準は、プラチナ60点から72点、ゴールドは44点から59点、シルバーは30点から43点、ブロンズは16点から29点。グリーンは、エントリー時「Cultural diversity indexIエントリー宣言」に同意し、組織の文化的多様性の包摂を推進する全企業・団体が取得できる。

第1回認証は、ゴールド7社、シルバー2社、ブロンズ1社、グリーン5社で、最高ランクとなるプラチナに該当する企業はなかった。

2024年度CDI認証エントリー法人は以下の15社。

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