総務パーソンが押さえておきたい2020年12月のトピックス
最終更新日:
2020年11月27日
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法務
執筆/小沢・秋山法律事務所 弁護士 香月裕爾
社外取締役の在り方に関する実務指針の概要
2020年7月31日、経済産業省は「社外取締役の在り方に関する実務指針」を公表しました。同指針において特筆すべきは、以下の「社外取締役の5つの心得」が示されたことです。
(心得1)社外取締役の最も重要な役割は、経営の監督である。その中核は、経営を担う経営陣(特に社長・CEO)に対する評価と、それに基づく指名・再任や報酬の決定を行うことであり、必要な場合には、社長・CEOの交代を主導することも含まれる。
(心得2)社外取締役は、社内のしがらみにとらわれない立場で、中長期的で幅広い多様な視点から、市場や産業構造の変化を踏まえた会社の将来を見据え、会社の持続的成長に向けた経営戦略を考えることを心掛けるべきである。
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