BCP策定から運営までのフロー:BCP策定におけるポイント

最終更新日:2010年03月03日

BCPを策定する際には、下記の点に留意して計画しよう。





・経営者が率先して策定・運用に参加する


BCPの策定・運用は、最重要の経営課題である。企業経営に関わるトップ、代表取締役らがリーダーとなることで、迅速なBCP推進が可能となる。





・企業の規模や業務の役割分担を考慮して策定メンバーを選ぶ


小規模企業では経営者一人が指揮をとることになるが、総務・財務・労務・技術・営業など企業内に役割分担があれば、各部署からサブリーダーを参画させる。





・取引企業や協力企業との意見交換・摺り合わせを行う


緊急時に慌てないために、事前にBCPについて話し合うことが必要。中小企業においては、協同組合や商工会、商店街加盟企業が連携したり、勉強会を開くのも有効。





・BCPの策定・運用への取り組みをすべての従業員に周知する


緊急事態はすべての従業員に影響を与えるものである。また、そのときの行動が計画の成否を左右するので、取り組みへの意識を高める情報発信と啓発が必要。





(出典:「中小企業BCP策定運用指針」)

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