事故予防策:安全運転講習会

最終更新日:2010年03月01日

安全運転講習会の開催方法は下記の通りいくつかパターンがある。

(1) 管轄警察署の交通課による、事故の具体例の説明、ビデオの上映。

(2) 損害保険会社による、事故の具体例の説明、ビデオの上映、危険予知訓練。

(3) 自社自動車事故担当による、自社内事故の状況と具体例の説明

各手法の効果については、以下のことが言える。

(1) 事故現場のビデオは、単なる鑑賞会となり、「気持ち悪い」という印象しか持てない。

(2) 一般的な事故例は、自分の身に置き換えることが難しい。

(3) 危険予知訓練も、輸送会社のように日々車両を専門で扱わない限り、その場は盛り上がっても、実地に応用することはあまり考えられない。

(4) 自社の事故例は、自分の身に置き換え、実感を持って話を聞いてくれる。

(5) 具体的な事故の話でも、事故の発生状況や原因を話すのではなく、事故発生後、示談が成立するまでの当事者の苦労話は効果がある。

(執筆:『月刊総務』)

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