助成金の種類によって、名前の最後が「給付金」や「助成金」、「奨励金」になっているものがある。
厚生労働省が行う中小企業支援策として、事業主に対して雇用環境の整備や継続雇用制度の導入などを積極的に進めるよう「奨励」する目的で創設されているもの、事業主が自ら進んで行った人件費の一部を「助成」にする目的を持つものなど、その目的別に名称の違いがある。
ただし、厳密に区分が設けられているというものではなく、厚生労働省では主に助成金、経済産業省では補助金・支援金などと称されるものが多い。
(監修者:本山社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士 本山 恭子)