カフェテリアプランの導入による企業サイドのメリットとしては、ポイントの上限を設けることで、福利厚生費総額の管理ができる、社員が福利厚生を主体的に選択するので、自立と自己責任の自覚を促すというものがある。
よって、多くの導入企業は人事制度そのものを能力主義・実績主義へと切り替えるとともに、福利厚生も見直し、カフェテリアプランを導入している。それぞれのライフステージや家族構成などの理由から、福利厚生を利用できる人とできない人がいた従来の制度は、逆に不公平感が生じてしまう。しかし、一定のポイントを与え、それぞれが自分に合ったメニューを選択するカフェテリア方式では、権利は公平にあるということがポイントとなる。