海外版社内報:翻訳版社内報と海外版社内報

最終更新日:2013年02月14日

海外版社内報:目次

ここで特に注意してほしいことは、社内広報メディアの翻訳版と海外版の違いです。社内報を例にとると、翻訳版というのは、日本人向けの日本語版社内報を単純に翻訳したものです。和英併記の社内報、もしくは、内容とデザインが全く同様の翻訳された社内報です。日本人を対象にしたもですから、同等の情報理解力がないと読み切れない可能性があります。



もうひとつが、本書では便宜的に、海外版社内報と呼びますが、日本人向けの社内報とは内容が異なる社内報です。



先に記したように、グローバル社内報のメインターゲットである、海外現地従業員は、日本人従業員の情報理解力に及ばない可能性が高いので、本来的には、海外現地従業員には、情報レベルに応じた社内報が、既存の社内報とは別に存在してしかるべきなのです。



また、海外の現地従業員に関心のあることは、第一にそのグローバル企業のトップメッセージ。次に関心があるのは、現地のトップメッセージということが多いそうです。大きな枠組みでの企業の動きには関心があるものの、実際に働いている現地の企業の動きに関心が向いてしまうのは当然のことでしょう。





(執筆:ナナ総合コミュニケーション研究所

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