予算に余裕があれば、海外版印刷社内報の発行も考えられますが、印刷費用と発送費を考えて、イントラネットで対応しているところが多いです。あるいは、現地で印刷するか、PDFで送信して現場で出力し回覧しているところもあります。
イントラネットで対応する場合は、既に海外現地会社にイントラネットが存在する場合が多く、全てを一新するには費用が掛かるので、海外現地会社のイントラネットに組み込む形で、トップメッセージとニュースを読めるようにしているところもあります。さらに、日本本社のイントラネットの英語版にリンクを貼っておけば、関心があればそこから閲覧してもらえる可能性もあります。
今後も、どのような形態をとるかは別として、グローバル社内広報は必須です。海外現地従業員の状況と関心事をしっかりと把握してから設計しないと、消化不良をおこしてしまうので注意しましょう。
(執筆:ナナ総合コミュニケーション研究所)