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第3回「TelePresence(テレプレゼンス)とビデオ会議の違い」
総務 / ファシリティマネジメント / ユニファイドコミュニケーション
ユニファイド・コミュニケーションの活用方法
第3回「TelePresence(テレプレゼンス)とビデオ会議の違い」
2013年07月08日
改めまして。「月刊総務オンライン」でオンラインストレージのコラムも連載している吉政でございます。
最近、総務部門の方々にとってPBX(構内交換機)に置き換わる新しいITソリューション「ユニファイド・コミュニケーション・ソリューション」が話題に上がるようになってきました。
そこで、総務部門の方に分かり易いよう、極力IT用語を使用せずに「ユニファイド・コミュニケーション」を解説したく、本コラムを執筆することにいたしました。
コラムの第3回はユニファイド・コミュニケーション・システムやビデオ会議システム、テレビ会議システムの話になると必ず出てくる「TelePresence(テレプレゼンス)についてご説明します。
そもそも「TelePresence(テレプレゼンス)」と「ビデオ会議の違い」は何かをご説明します。
もともと、昔は「ビデオ会議システム」や「テレビ会議システム」と言っていたものがいつの間にか「TelePresence(テレプレゼンス)」という言葉が使われるようになりました。このことからわかる通り、「TelePresence(テレプレゼンス)」は「ビデオ会議システム」や「テレビ会議システム」の進化系です。
では何が進化したかといえば、下記になります。
・超高解像度の実物大の映像を映せるようになった
・高品質な音声により、息遣いまで聞こえるようになった
別の言葉でいえば、遠距離であっても、あたかも同じ空間で会議をしているような環境を実現することができるようになったということです。
まさにTele(=遠い)Presence(=対面、存在)という意味なのです。
このように説明すると、TelePresenceはぜいたく品のように見えてしまうかもしれません。「うちは安いので十分!」という声が聞こえてきそうですが、そもそも高品質なのにグッと安くなってきているので、その点はご安心ください。
さて、そのコストよりも、もっと重要なことがあります。昔のビデオ会議よりもTelePresenceのほうが社内コミュニケーションや情報の伝達力や、社員の団結力が強くなるそうです。
これは釈迦に説法のお話になるかもしれませんが、上司部下の関係における信頼関係を一番築きやすいコミュニケーションは意味のない継続的な会話だそうです。例えば、「おはよう!顔色が悪いみたいだけど、昨晩飲みすぎてないか?」や「君、がんばってるな。ほどほどにな」のような、相手を見て気がついた何気ない言葉をかけることが一番効果的だそうです。当たり前ですが、自分の存在を認識してくれる相手には親しみを持つようになり、仕事であれば信頼につながってくるのだそうです。
もちろん、高品質な映像と音声のほうがストレスなく遠隔地と会議ができるというメリットもありますが、高品質な映像と音声であれば、相手のちょっとした違いに気が付き、それをきっかけに声を掛けることができるようになります。つまり、同じオフィスで働いているかのようなコミュニケーションができるようになるのです。出勤風景、お昼休みの何気ない会話、定時後のホッとする会話など、それらを遠隔地との間で気軽におこなえるようになったのです。
距離を感じさせない会議システムこそがTelepresence(テレプレゼンス)なのです。
いかがでしたでしょうか?TelePresenceの詳細や事例をご覧になりたい方は以下のサイトをご覧ください。
http://www.si-jirei.jp/Cisco/telepresence/
それでは次回お楽しみに。

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