バックオフィスの改革は年末から! 戦略総務が実践する「年間業務スケジュールの振り返り・棚卸し」

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年12月24日

総務の仕事は、年間を通して計画的に進めるべき業務が多くあります。そのどれもが期限を守らなければ企業全体に影響を及ぼす、重要で責任の重いものばかりです。年末年始は一年の業務を振り返り、翌年の総務スケジュールを整える絶好のタイミングです。本記事では、総務・バックオフィス実務と経営全般の支援に長年携わってきた中小企業診断士・ブランドコンサルタントの松本典子さんに、「年末に最低限押さえておきたい3つのポイント」と「翌年の年間スケジュール作りのコツ」をうかがいました。

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総務における月次業務と年次業務の違いを整理する

日常業務に追われがちなこの時期だからこそ、業務を一度棚卸しし、新しい一年をスムーズにスタートさせたいものです。そのために、まず押さえておきたいのが次の3つのポイントです。

  1. 年次の法令対応や申告など、「期限が決まっている業務」を洗い出し、期日と担当者を明確にする。
  2. 繁忙期と閑散期を見極めながら、「前倒しできる業務」と「その月で完結させるべき業務」を切り分ける。
  3. チェックリストやマニュアルを整備し、翌年以降の業務を「標準化・共有」する。

以下で、これらのポイントを解説していきます。

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