総務のマニュアル
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「忙しい」「時間がない」を言いわけにしない! 多忙な社会人のための効率的勉強法
最終目標を「資格取得」にするのはNG! 忙しい総務担当者が挫折しないための戦略的勉強法とは?
株式会社スタディーハッカー 代表取締役社長 岡 健作
最終更新日:
2026年01月22日
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「よし、社労士の資格を取ろう」と決意して、週末に書店でテキストを買う。帰宅してさっそくページを開き、最初の数章を読み進める。「意外といけるかも」と手応えを感じながら眠りにつく ――。こうした経験をした人も多いのではないでしょうか。問題はそのあとです。翌週には仕事が忙しくなり、テキストは本棚に積まれたまま気付けば1か月、2か月と過ぎ、「今度の週末こそ」と思いながらも、結局開かない。やがてテキストの存在すら忘れてしまう……。こうなってしまうのは、意志が弱いからではありません。「戦略」がないからです。前回、「がんばること自体を目的にしてはいけない」とお伝えしました。今回は、具体的に「どうやって戦略を立てるのか」についてお話しします。
最終目標は「ざっくり」でいい
戦略を立てるには、まず「目標」を決める必要があります。ここで多くの人がやってしまう失敗があります。それは、目標を細かく決め過ぎることです。
「3か月後に〇〇の試験を受けて、半年後には△△の資格も取って、1年後にはキャリアアップして……」。こんなふうに細かく決めても、その通りにいくことなんてほとんどありません。むしろ、細かい目標に縛られて、本質を見失ってしまう危険があります。最終目標は「ざっくり」でいいのです。「市場価値を高めて、選択肢を増やしたい」「専門性を武器に、自由に働けるようになりたい」 ――。そのくらいの粒度で十分です。
大切なのは「資格を取ること」ではなく、その先にある「自分の幸せ」です。資格はあくまで手段。上位の目標を握っておかないと、いつの間にか資格を取ること自体が目的になってしまいます。
「サンクコスト」にとらわれるな
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