ホワイト企業なのに若手が辞める 過度な配慮が生む成長機会の損失
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年02月26日
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エレメント(神奈川県川崎市)が2月25日に公表した調査結果から、職場環境の「ゆるさ」が若手の離職意向に直結している実態がわかった。
調査は全国の20歳から69歳の男女600人を対象にインターネットで実施。残業削減やハラスメント防止が徹底された「ホワイト職場」が、皮肉にも若手の成長機会を奪う「ホワイトハラスメント(ホワハラ)」の温床となりうる構図が浮かび上がった。
負荷の低さが将来不安を生む、若手の42%が「手応えを感じられない」職場に
職場における業務の負荷感について尋ねたところ、20〜34歳の若手層で「非常に低い」「低い」と答えた人の割合は合計42%に達した。
さらに、その中で「物足りない、このままでは将来が不安だ」と感じている層が11%存在することもわかった。ワークライフバランスの充実と引き換えに、仕事を通じた達成感や実力向上の機会が損なわれているという、職場改善の課題だ。
指導の質に不満を持つ若手に「何が改善されればよいか」を聞いたところ、「対面でしっかりフィードバックしてほしい」という回答が約27%でトップだった。「指示が曖昧で放置されている」が約17.5%、「配慮されすぎて成長の機会を与えてもらえない」が12.7%と続く。上司の慎重すぎる姿勢が、若手の側に停滞感と焦りをもたらしている。
ハラスメント恐れ指導に二の足、管理職の7割近くが経験
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