2024年版「働きがいのある会社」ランキング決定 エンゲージメント改善のヒントをチェックしよう

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年02月09日
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働きがいのある会社研究所(Great Place To Work Institute Japan、東京都港区)は2月8日、2024年版の日本の「働きがいのある会社」ランキングを発表した。

大企業・中規模企業・小規模企業の各1位、「働きがいがある」理由は何?

ランキングでは、参加企業のアンケート結果を点数化し、一定レベルを超えた会社を「働きがい認定企業」として月に1度発表。さらに認定企業の中から特に働きがいの水準が高い上位100社を「働きがいのある会社」ランキングベスト100として年に1度発表している。

ランキングでは従業員規模ごとに「大規模部門」(1000人以上)、「中規模部門」(100人~999人)、「小規模部門」(25人~99人)と部門ごとに発表している。

大規模企業1位:シスコシステムズ 「聴くスキル向上」や「双方向フィードバック」のトレーニング実施

大規模部門で1位となったのはシスコシステムズ(東京都港区)で、「フレキシブルでオープンな企業文化の推進」の施策が評価された。

同社では、オープンコミュニケーションを推進するため、聴くスキル向上や双方向フィードバックのトレーニングを実施。どこでも働ける環境を整備し、ハイブリッド新年会やファミリーデイなどのイベントではオンラインとオンサイトの体験を最適化。働き方は従業員が自律的に選択可能だ。

中規模企業1位:コンカー 「フィードバックし合う文化」を中心に

中規模部門で1位となったのはコンカー(東京都千代田区)で、「フィードバックし合う文化」が施策として評価された。

同社では、社員一人一人の成長の源になるフィードバックし合う文化を「働きがい」を高める中心軸として醸成。上司から部下だけでなく、部下から上司、同僚同士でも実施している。

さらにギャップだけでなく強みを伝えるポジティブなフィードバックも積極的に行い、フィードバックを安心して行えるために、社内の心理的安全性を高める施策も推進している。

小規模企業1位:あつまる 自社ビジョンを冊子にまとめ共有、個人ビジョンも明確化

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