豊田合成、「あいち健康経営アワード」受賞　筋トレ動画の自主制作や女性の健康対策などが評価

豊田合成（愛知県清須市）は10月24日、健康経営の取り組みが評価され、2023年度「あいち健康経営アワード」（大規模法人部門）を受賞したと発表した。定期的な社内保健指導や運動を促す動画配信などの活動が評価された。

応募68法人の中から選ばれた豊田合成

同アワードは、「愛知県健康経営推進企業」として登録された県内の企業や団体の中から、特に優れた取り組みを進めている企業を、大規模法人部門・中小規模法人部門から各1社選出し表彰する制度。

対象者は「愛知県健康経営推進企業」として登録している企業などのうち、県内に本社を置く法人で、表彰の対象となる取り組みや活動は、従業員の健康づくりに積極的に取り組む「健康経営」を推進し、他の模範となる優れた成果を挙げていること。

2023年度は、大規模法人部門に68法人、中小規模法人部門には370法人の応募があった。

初見なしでも4年ごとに保健指導を実施するなど、さまざまな健康対策を実施

今回、大規模法人部門を受賞した豊田合成は、企業の持続的成長には従業員の心身の健康維持・増進が不可欠という考え方に基づき、保健指導や運動の促進、女性の健康保持・促進などの取り組みに重点を置いている。

保健指導では、定期健康診断結果に基づき、産業医や保健師による保健指導を実施。検査の結果、所見がないと判断された社員に対しても、4年ごとに保健指導を行い、健康的な生活習慣の確立を促している。なお、定期健康診断受診率は100％を継続している。