管理職が手放したい業務、「メンタルケア」が最多 調査で浮き彫りになったマネジメント層の苦悩
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年07月18日

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シェイク(東京都千代田区)は7月17日、「管理職の期待・実態・課題」に関する意識調査の結果を公表した。調査の結果、管理職が手放したいと感じている業務として「部下のメンタルケアや相談への対応」が最も多いことがわかった。
一方で、会社からの期待と管理職自身が取り組みたいことの間にはギャップがあり、管理職の7割以上がメンバー全員がリーダーシップを発揮するスタイルに魅力を感じていることも明らかになった。
会社は管理職に「部下の指導・育成」を最重視 両者の間にはギャップも
調査ではまず、管理職に対して「会社からどのような役割を期待されていると感じるか」を質問。課長職では「部下のキャリア・将来を見据えて、必要な指導・育成をする」(63.7%)が最も多く、「部下に必要な業務指示・指導を行い、その進捗状況を管理する」(50.2%)、「部下のモチベーションを維持させ、職場によい雰囲気をつくる」(48.5%)が続いた。

管理職として力を入れて取り組みたいこととしては、「部下のキャリア・将来を見据えて、必要な指導・育成をする」(49.7%)、「部下のモチベーションを維持させ、職場によい雰囲気をつくる」(38.1%)、「部下に必要な業務指示・指導を行い、その進捗状況を管理する」(33.2%)の順となった。
課長職の方は、会社から「部下の指導・育成」「業務指示・進捗管理」「モチベーションの維持」といった役割を強く求められていると感じていることがわかった。
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