CO2算出をオフィスリノベーションや建築工事に拡大、企業のCSR活動に貢献 コスモスモア

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年03月17日
ogp20230317ka_1

オフィス建築事業や総務アウトソーシング事業を手掛けるコスモスモア(東京都渋谷区)が3月16日、オフィスのリノベーションや新築工事において発生するCO2の排出量を数値化するサービスを開発したことを発表した。

建築工事のCO2排出量を可視化、自社のCO2排出量把握に役立つ カーボンオフセット調達証明書も発行

「Carbon watch(カーボンウォッチ)」は、サプライチェーンの中でも算出しにくいとされる「工事によるCO2排出量算出」ができるのが特徴。自社のCO2排出量が把握しやすくなるので、排出量抑制や削減対策といった、自社のCSR活動推進に活用できる。

4月3日より開始される同サービスでは、建築工事の際に利用する電力、輸送車両の走行による燃油消費、そして廃棄物処理から排出されるCO2が算出できる。対象になるのは、同社で請け負う新築工事、ビルイン工事、躯体くたい含むリノベーション工事で、以下の項目を算出する。

  1. 工事で利用する電力(照明)
  2. 工事で利用する電力(空調)
  3. 工事で利用する電力 (エレベーター)
  4. 輸送車両の走行による燃油消費
  5. 建設重機の使用による燃油消費
  6. 廃棄物の処理
「Carbon watch」の CO2 排出量算出対象イメージ
「Carbon watch」の CO2 排出量算出対象イメージ

要望に応じて、カーボンオフセットプロバイダーと連携し、カーボンオフセット調達証明書も発行する。

算定方法が煩雑で実態を把握しにくかった、建築工事のCO2排出量

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • ・組織の強化・支援を推進する記事が読める
  • ・総務部門の実務に役立つ最新情報をメールでキャッチ
  • ・すぐに使える資料・書式をダウンロードして効率的に業務推進
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツの利用が可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

著者プロフィール

g-soumu-editors-portrait-webp


月刊総務 編集部

パンデミック、働き方の変化、情報技術への対応など、今、総務部門には戦略的な視点が求められています。「月刊総務オンライン」は、そんな総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つ情報の提供を中心にさまざまなサービスを展開するプラットフォームです。


関連記事

  • 「働きがいのある会社」トップ企業のハイブリッドワークの形 戦略総務を実現できるデバイスとは? PR
  • コスト削減だけじゃない! 働き方が変わり、コミュニケーションも生まれる「照明」のすごい効果 PR
  • 災害への備えは平時から。企業の防災担当者を強力にサポートする東京都のサービスとは PR

特別企画、サービス