ディップ、AI倫理に関する外部諮問委員会を設立 企業のAIガバナンス強化の動きが進む

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年08月30日

ディップ(東京都港区)は8月29日、社外有識者からなる「AI外部諮問委員会」を設立したことを発表、設立目的などを公開した。

人材領域におけるAI倫理に関する議論を深め、倫理的なAI開発・運用、倫理規範の社会浸透を推進することが目的。人材サービス事業とDX事業を展開する同社は、2024年5月に、生成AIを活用した対話型バイト探しサービス「dip AIエージェント」を開始している。

人材領域における倫理的なAI開発・運用、社会浸透を推進することを明言

同委員会では、多様なステークホルダーの意見を収集し、倫理的なAI開発・運用のための自社指針策定に活用することや、AI倫理の普及・啓発に努めること、社会全体で共有できる倫理規範の策定に貢献することなどを目指す。

具体的な設立目的と議論内容は、以下の通り。

人材領域におけるAI倫理に関する議論活性化、および自社指針策定への活用

人材領域におけるAI倫理に関する議論を深めることで多様なステークホルダーの意見を収集し、倫理的なAI開発・運用を行うための同社指針策定に活用

AI倫理に関する提言・対外発信

人材領域におけるAI倫理に関する提言や指針を策定、公表することで、AI倫理の普及・啓発に努め、社会全体で共有できる倫理規範の策定に貢献

AI倫理に関するステークホルダーの理解促進、啓発の進展

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