IPA、「操作不能の偽メッセージ」に注意喚起 セキュリティ対策ソフトで検知不能
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年09月18日

アクセスランキング
情報処理推進機構(IPA、東京都文京区)は9月17日、パソコンを使用中に突然、画面全体に偽のメッセージが表示されて操作できなくなり、電源を入れ直して再起動しても状況が変わらない「操作不能の偽メッセージ」の相談が寄せられていると発表した。
操作不能の偽メッセージはセキュリティ対策ソフトで検知不能で、パソコンの遠隔操作などの被害が出ており、IPAで注意喚起している。
マイクロソフトサポートセンターへの電話番号、IPA「絶対に電話しないで」
IPAは何種類かのメッセージ画面の存在を確認しているが、IPAで確認しているメッセージ画面以外の画面が存在する可能性もあるという。

メッセージ画面では、「ウィンドウズが更新を完了できなかった」として、マイクロソフトサポートセンターへの電話を呼び掛けるメッセージが流れるケースが確認されており、IPAは「表示された電話番号に絶対に電話しないでほしい」としている。

IPAによると、「操作不能の偽メッセージ」は以下のような状況で表示されることが明らかになっている。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。