「家族がいることを負い目に感じてほしくない」金融教育スタートアップが2つの休暇を新設した理由
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年02月17日
キャッシュレス事業や子供向け金融教育事業を展開するMEME(東京都中央区)は2月14日、2つの新たな有給休暇制度を設置したと発表した。
新設した有給休暇制度は、社員の家族の受診・学校行事などのための「MEME休暇」と社員の体調不良のための「傷病休暇」で、同社は社員が安心して仕事に取り組める環境作りを進めていきたい考えだ。
社名から名付けた「MEME休暇」の上限は5日間、ペットの通院でも取得可能に
MEME休暇の年間取得可能日数の上限は5日間。半日、一日の単位で取得ができる。子供の発熱や子供の休園休校、子供の授業参観や入学式などの学校行事、親や配偶者の通院付き添いや入院手続きといった家族の都合で勤務が難しい場合に利用できる。
また、ペットの通院など、ペットの都合による休暇も取得することを可能にした。休暇名は「常に社員やお客さまと同じように、社員の家族を大事にする会社でありたいという想いで、社名から名付けた。
傷病休暇の年間取得可能日数は上限3日間で、発熱などの体調不良や定期的な通院、予防接種といった社員自身の疾病発生時や通院時に利用することが可能で、半日、一日の単位で取得ができる。
「完全在宅勤務は不可能」だからこその休暇制度
同社はこれまで、社員の多様なライフスタイルの実現のため、適用対象者の制限のない時短勤務制度の設置や子連れ出社など、柔軟な取り組みを推進してきたが、インフルエンザなど季節性の感染症が流行し、社員自身やご家族の体調不良で出社や勤務が難しいことが社内で発生した。
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