「親の休息」で育児うつ予防へ ファミワン、山梨県で「託児付き宿泊」の実証実験レポートを発表

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年02月02日

福利厚生サービス「ファミワン」を展開するファミワン(東京都渋谷区)は1月31日、山梨県内で進めている「一時預かり付旅行プラン」の実証実験について、甲州湯村温泉「柳屋」での第1回実施報告を行った。

同取り組みは、山梨県の「第9期TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」に採択されたもの。育児中の従業員が抱えがちな育児ノイローゼやメンタル不調を、旅行先での一時預かり(レスパイト)によって予防・改善できるかを検証する狙いがある。

罪悪感なく休むための「4時間」 プロの託児で親は温泉へ

1月18日に実施された実証実験には、1歳から3歳の子供を持つ夫婦3組が参加した。プランの核となるのは、夕方の16時から20時までの最大4時間、旅館内でプロの保育士が子供を預かる仕組みだ。この間、親は子供と離れ、ゆっくりと温泉に浸かったり、夫婦だけで食事を楽しんだりすることができる。

一般的に、乳幼児を育てる親にとって「自分だけの時間」を確保することは困難であり、旅行中であっても常に子供のケアに追われるケースが少なくない。今回の実証では、旅館という非日常空間に加え、有資格者による託児環境を用意することで、親が心理的な安心感を持って「休息」に専念できる環境を構築した。

参加者からは事後のアンケートで、「預ける前は心配や不安が多かったが、結果として子供たちが楽しそうに過ごせていて安心した」「親側が「子供を預けて自分たちはリフレッシュする」という決断をするには勇気がいるが、やってみると子供の成長も感じられた」といった声が寄せられた。「子供を預けて自分だけ楽しむこと」への罪悪感を、プロのサポートと環境設定によって払拭し、メンタルヘルスの回復につなげる効果が確認された形だ。

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