育休からの復職時や小学校入学時、親だって慣れる時間が必要 出社頻度などを細かく調整
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年03月26日
サーキュレーション(東京都渋谷区)は3月24日、「育児休業からの復職時」と「小学校入学時」の働き方支援策を4月から開始することを発表。一定期間の出社頻度を調整する。
徐々に慣れるようフルリモートから通常勤務へ半年かけて移行
いずれも仕事との両立において、特にバランスが取りにくい時期と判断した。徐々に慣れていけるようフルリモートから始め、6か月かけて通常勤務へ移行する。人材育成や組織コミュニケーションの観点から、同社は週3日勤務を原則としている。
育休から復職する従業員のキャッチアップにリードタイムが必要
育児休業からの復職時の両立支援では、女性社員(出産した女性や戸籍上母親と認定されている人)に対し、出社頻度の調整を行う。復職のタイミングでは子供も集団生活をスタートしたばかりで、突発的な対応が求められることも少なくない。「送迎におけるトラブルも多く、時間管理が難しい」ことや「社員自身も久しぶりの業務であり、変化の激しい環境へのキャッチアップにリードタイムが必要」といった観点から、以下の方針を具体的に示している。
期間 | 出社頻度 | 備考 |
---|---|---|
復職〜2か月 | フルリモート | 育児と業務の両立に慣れる |
3〜5か月 | 週1〜2日出社 | 仕事のリズムを取り戻し、チームとの連携強化 |
6か月以降 | 週3日出社 | 通常勤務へ完全移行 |
帰宅が早い小学校入学直後は会社への移動短縮で両立サポート
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。
アクセスランキング
ダウンロード資料、アイテム
特別企画、サービス
-
総務が押さえておくべき 2023(令和5)年に施行の法令改正情報
2023年は2022年に引き続き施行される育児・介護休業法のほか、労働基準法や労働安全衛生法、国民年金法の改正法令などが施行されます。本稿では今年に施行等される法令の中で、総務業務関連のものをピックアップしました。 -
【編集部厳選】総務1年生にオススメしたいコンテンツ20本
『月刊総務』編集部が、総務1年生やこの春久々に総務業務を担当する方にオススメのコンテンツを厳選。この機会に、総務実務の基本はもちろん、ビジネススキルや総務の考え方について学んでみませんか? -
総務のマニュアル
総務・バックオフィスの実務を実践的にサポートする「総務のマニュアル」シリーズ。ビジネストレンドを押さえた内容で、いま総務が知っておきたいポイントを具体的に解説していきます。 -
多様な働き方に対応する 社内コミュニケーション術
リモートワーク、ABWなど働き方の多様化がさらに広がっています。対面のコミュニケーションが減っている中においても、コミュニケーションを活性化するために、どうしていくべきでしょうか。 -
テレワークを実現するペーパーレス化と文書管理のポイント
ハイブリッドワークの需要が高まったものの、総務・経理などの管理部門では、請求書や契約書など書類のデジタル化に対応できず、出社を余儀なくされた方も多いのではないでしょうか。 -
総務辞典
総務辞典とは、どなたでもご利用いただける、総務業務に関する一般知識、関連法令や実務ノウハウなど総務に関する用語辞典です。 -
無料オンラインセミナーのご案内
月刊総務が開く、無料オンラインセミナーの予定はこちらからご確認ください。さまざまな企業と共催し、より専門的な知識を幅広いテーマで発信。総務の皆様の情報収集にお役立てください。 -
『月刊総務』調査
『月刊総務』では、不定期にアンケート調査を実施し、その結果を公開しています。全国の総務パーソンがどのように業務に対応しているのか、何を感じているのか、総務の現状を確認してみましょう。 -
YouTube 月刊総務チャンネル
『月刊総務』公式YouTubeチャンネルです! 「働き方」「戦略総務」などのテーマについて、数分で気軽にキャッチできる情報を発信していきます。ぜひ、チャンネル登録をお願いします! -
業務効率化&コスト削減 購買プラットフォーム
オフィス用品に関する困りごとを解決し、業務効率化とコスト削減を実現いたします。Kobuyは、一貫堂が提携するパートナーサプライヤに加え、お客様ご希望のサプライヤ商品・サービスを一元管理できるオフィス用品一括購買システムです。